不妊症に対する鍼灸施術

鍼灸施術は

生理痛などの痛みに対する予防・治療に効果を発揮します

生理痛を治療、予防することにより

妊娠しやすいカラダを作ることができるんですね

 

生理の痛みは

体調と密接に関わっていることが多く

生理痛を改善することで妊娠される患者さんが多くいます

排卵にはプロゲステロンとその受容体とプロスタグランジンの合成が必要となりますが

解熱・鎮痛剤などの

非ステロイド性消炎鎮痛薬(アスピリン・ロキソニンなど)は

プロスタグランジンの生成を妨げてしまうんです

鍼灸治療によって生理痛を改善し

鎮痛薬を使う頻度が少なくなることで

排卵の状態も良くなり

妊娠に繋がりやすくなります

また、子宮動脈や卵巣動脈の血流を改善することで

妊娠に向けたカラダづくりを促します

「鍼灸を特定の部位、深さに刺すことによって、その刺激が子宮動脈の血管抵抗を有意に減少させた」

といった学会報告があります

ラドマーニでもこの方法によって

良好胚になるように促しています

 

鍼灸による刺激は

交感神経性の反応や血圧の変化に伴う受動的な変化

また軸索反射による局所性の反応が

両手足の末梢循環に影響を及ぼします

たとえば鍼を刺したあと足がポカポカしてくるのは

鍼灸のこういった作用によるものです

このメカニズムを利用して

カラダの細部にまで栄養と酸素がしっかりと届くよう

様々な鍼灸手技を使って末梢循環の血流を良くします

 

また、子宮・卵巣・脳への血流が改善することは

子宮内膜や卵質の改善にも影響を与えます

鍼灸治療によって子宮動脈や卵巣動脈の血流を改善することは卵の質を左右し

子宮動脈の血流改善は子宮内膜のクオリティーに直接かかわってきます

着床鍼灸を受けるタイミング

【着床鍼灸を受けるタイミング】

着床鍼灸とは

卵管で受精した受精卵が子宮に戻ってきたときに
より着床しやすい環境に
子宮を整える鍼灸施術です

生理周期や
治療スケジュールにより
着床鍼灸施術を受けるタイミングは
変わってきます

ラドマーニでは
それぞれの方の
それぞれのタイミングに合わせて
より効果的なタイミングをお伝えしています

☆タイミング法
 タイミング直後~5日目まで

☆人工授精
 人工授精直後~5日目まで

卵管を整え、着床を促す施術をします

体外受精の場合

☆初期胚
 移植当日~4日目まで

☆胚盤胞
 移植当日~翌日まで

着床・リラックスを促す施術をします

もちろん
着床のタイミングで
子宮環境や自律神経を整えることは大切ですが

常日頃のケアが
とても大事です

定期的な鍼灸施術で
妊娠しやすいからだ作りをすることを
お勧めします😊