お灸が女性のお悩みを解決!婦人科系の症状や妊活にも効く理由とは?

ブログ

「お灸」のイメージは、
どちらかというと「熱そう」とか「古臭い」とか
ネガティブなイメージがあるように思います。

今でこそカラダや美容のメンテナンスに
興味のある女子の間では
お灸女子
お灸ビューティー
という言葉が出始めていたりするんですが

私は自分の経験から、
お灸に対して
ものすごくプラスなイメージを持っていて
私自身がお灸をしてこなかったら
絶対に発見できなかったと思えるほど
お灸に魅力を感じています。

このことを知っていただくと
もしかしたらお灸のことを
ネガティブに感じていらっしゃる方も
お灸をしてみたいと思ってもらえるかもしれません。

お灸が女性のお悩みを解決!婦人科系の症状や妊活にも効く理由とは?

最後までお付き合いいただければ幸いです。

カラダの上でものを燃やす?熱いし、やけどして痕が残るよね⁈

お灸」って、知ってますか?(^^;

聞いたことはあるけど、見たことはない
という方が多いんじゃないかと思います。

私の人生で初めてお灸を見たのは、24歳の初秋。
それまで、「お灸」という言葉すら知りませんでした。

だって、
大きな病気をしたことも、大きなけがをしたこともない、
アフターファイブの飲み会を楽しみに生きている
ごく普通のOLだったので…(^^;

ひょんなことから鍼灸(しんきゅう)に出会い、
25歳で鍼灸専門学校に入りなおし、
学校に通いながら、
鍼灸整骨院で働くようになったんです。

学生ですから、まだ施術はできません。

カーテンのすき間から、
鍼灸師の先生が施術をしているのを見ていたんですね。

皮膚の上に「もぐさ」をおいて、
火のついた線香を近づけて着火します。

 

 

 

 

わたし
うわ!熱そう!

そう思ってみていると、案の定、

「熱~!!」

と呻(うめ)く患者さんの声が・・・

わたし
だよね、だよね~!
何でそんな熱いことやらなきゃならないの?
それって本当に効くの~?

中には、お灸をしたところに水膨れができてしまう方もいました。

当時学生なりたてだった私は、
鍼やお灸にさまざまなやり方や流派があることを知らず、目の前で行われている
熱い」「痕が残りそう」なお灸の意味がわかりませんでした。

鍼(はり)は初めてみた時から
すご~く興味を持ったんです。

だけど
熱そうなお灸にはほとんど興味なし・・・
でした。

鍼灸学生時代に教えてもらった、口内炎に効く特効法⁈

子どものころから
口内炎になりやすかったんですね、私。

同時に3つ4つできるなんて当たり前。

それが合体して、
直径1センチほどになることもありました。

ええ、
かな~り痛いです( ノД`)シクシク…

そんな痛みに耐えている鍼灸学生時代の私に
すでに中国で鍼灸医の免許を取得していた同級生が教えてくれたんです。

同級生
口内炎に直接お灸をすると、すぐに治るよ~
わたし
え?口内炎の上に火をつけるってこと?
同級生
そうそう、中国じゃよく知られた方法だよ、やってごらんよ~
わたし
ほんと?だって、舌で軽く触れただけで飛び上がるように痛いんだよ。
そこにお灸を置いて、火をつけるなんて・・・!!
わたし
いやいやいや、無理でしょ。
想像しただけで吐き気するでしょ

と思ったのですが、

帰宅して、
眠りたいのに痛くて眠れない・・・・

真夜中、
ちょっと気もおかしくなってしまってたんでしょうね。

やってしまいましたよ。

直径1センチの口内炎にお灸をおいて、
火をつけてみた~(;’∀’)

ええ、
脳天がかち割れるほど
眼から火花が散るほどの痛みでした。

この方法を私は他の人には絶対に勧めません。

痛すぎます。

そして、治りませんでした。

お灸なんて、、、嫌い、、、( ノД`)シクシク…

そう思って、お灸には無関心だったのですが、
胃の調子が悪かった私に
他の同級生が背中にお灸をしてくれたんです。

やはり、「あちちっ・・・」
と熱かったものの我慢できないほどではなく、

胃がほんわりと温かくなってきて
痛みが和らいでいました。

あれ・・・?
お灸、効いてる・・・。

鍼灸師になったものの、自分が婦人科系疾患のデパートに!

自分にお灸をするのは苦手だったけど
諸々の試験は難なくパスして
晴れて鍼灸師となりました。

わたし
痛いところに鍼を刺すだけじゃない、
いろんな疾患を治せる鍼灸師になりたいな

全身の気の流れのバランスを整えながら施術する
「経絡(けいらく)治療」
という技法を学びに、
その道の先生に教えを乞うことに。

教科書や文献を読んで
鍼灸は内臓疾患にも効くことは理解していたんですが

実際に先生の施術を間近で見て
その理論を詳しく教えてもらい

目からうろこが落ちまくりの研修期間でした。

研修生同士がモデルになり
先生の指導の下、施術しあって学ぶ時間もありました。

そんな中、
先生がモデルになった私の脈診と腹診をすると、

師匠
う~ん、このままでは将来子供を産めない身体になるよ
わたし
がーん

その頃の私は、2~3か月に一度しか月経がなく、月経期間中はものすごく体調が悪かったんです。

便秘もひどく、2週間出なかったという最長記録も保持していました。

どうやらあまりにも不規則な生活を送り過ぎていて
瘀血(おけつ)」という体質になってしまっていた私。

カラダの血の流れが滞りまくっていて
子宮や卵巣の働きもかなり悪くなっていたんですね。

先生に継続的に鍼灸施術していただいて、
体質改善できたのですが、
その後も生活習慣を改善しなかったため、
何度も体調を崩していました。

ストレスから自律神経失調症になったり、
卵巣が7センチ大に腫れあがってしまったり、
子宮頸がん一歩手前までいってしまったり・・・

詳しい内容はこちらのブログを読んでくださいね!

今だけ、自分だけのために生きていた私が、鍼灸(しんきゅう)で他人の健康にまで深くかかわりたいと思えた理由

苦手だったお灸、実はいろんな『タイプ』や『やり方』があったのね

学校で習うお灸は
ゴマ粒~米粒半分ぐらいの大きさで

それを肌の上に直接おいて
火をつけるんです。

故に、熱い

だって、皮膚の上で直接物が燃えてるわけじゃないですか!

でも、
先生の元でいろんなやり方を教えてもらいました。

例えば
・肌の上で直接お灸をのせても、燃えきる前に取ってしまう
 (熱さはちょこっとだけ)

・塩を盛った上や、
スライスしたショウガやニンニクの上でもぐさを燃やし、
ほんわりとした温かさにする

 

 

 

 

・棒状のもぐさを燃やし、カラダから数センチ離して柔らかく温める

 

などなど。

ほわぁ~っと温かくて
気持ちの良いお灸があるんです。

特に、子宮や卵巣など下腹部を温めるお灸は
ほんわりと温かくて、
乗せている間に眠くなるほど。

こんなお灸があるなら、
もっと早くからやりたかったなぁ~!

適切なツボにお灸すると、血流が良くなり、自律神経も整っちゃう!

整骨院でお灸をしていた時は

膝が痛かったら膝のまわりに
腰が痛かったら腰の周りに
肩が痛かったら肩の周りにお灸をしていました。

でも、
カラダの気の流れである「経絡(けいらく)」という道筋を理解するとカラダを内側から変化させていくことができるんです。

それが、私の婦人科系の症状が緩和した秘訣です。

血の滞りが強かった私には、
膝や足首まわりの「ツボ」が効きました。
定期的な鍼治療の効果もあり、みるみるうちに月経が整ってきました。

手足の「冷え」も強かったのですが、
こちらも足首まわりの「ツボ」にお灸をすると、
カラダがほかほかと温まるように。
それとともに、むくみが楽になってきます。

また、
「胃が痛いなぁ~」
というときには、
膝の下外側あたりの「ツボ」や背中へのお灸が効きます。

「頭が痛い~!」
というときには、手先足先の「ツボ」が効きます。

自律神経のバランスだって、
背中や手首の「ツボ」にお灸をすると整ってくるんですね。

このように、
カラダのなかの崩れているバランスを整えてあげると、なんだか身体全体がスッキリとしてくるので不思議です。

今は自宅で簡単にできるお灸がありますよ

へ~、
お灸ってカラダの色々な不調に効くんだね~って
興味を持っても

でも、お灸って難しそう。。。

と躊躇してしまう方もいますよね。

最近は、
シールを剥がして肌にペタッとつけるお灸があるんです。

多少動いても外れないので安心ですよ。

肌に張り付けるとはいえ、
燃えているもぐさは肌から5ミリほど離れているので
熱さは感じるものの
やけどの心配もありません。

私も自宅でお灸をするときはこれを使っています。

火をつけてから熱さが収まるまで、
だいたい3分ぐらい。

本を読んだり
テレビを見たりの
「ながらお灸」ができる優れものなんです。

 

 

 

 

 

女性の不調には冷えと血流の滞りを改善することから!自宅でのセルフ灸が効果的!

女性の不調改善には、
「冷え対策」が欠かせません。

カラダが冷え、血行が悪いと、
さまざまな臓器に十分な酸素や栄養が行き届かなくなるんです。

そして、
女性にとって生涯を通して大事な臓器である
子宮や卵巣には
血流の滞りや冷えが大敵!

子宮への血流の滞りによって、
生理不順生理痛が起きたりします。
子宮筋腫もできやすくなりますね。

さらに、
血行が悪いと子宮内膜が厚くなりにくく、
妊娠したくても受精卵が着床しにくくなります。

卵巣が「冷え」て機能が低下すると、
排卵や生理を調節するホルモンの分泌がうまく働かなくなり、妊娠が難しくなったり、
更年期の症状も強く出てしまう傾向に・・・!

手先足先が冷えているな、
血の流れが滞っているな、

と感じたら、

自宅で出来る「セルフ灸」を取り入れてみてはいかがですか?

お灸をした後は、
カラダが内側からほんわりと温かくなって、
日々の疲れやストレスも緩和され、
夜もぐっすり眠れるようになりますよ~♪

まとめ

お灸が女性のお悩みを解決!婦人科系の症状や妊活にも効く理由とは?
いかがでしたか?

20代から30代半ばにかけて
かなり不規則な生活を送っていた私は
身体がボロボロでした。

でも、早めに対処法を教えてもらい
細々と自分でケアをしてきたので
諸々の症状もひどくならずに改善しました。

そのお陰で
38歳で「子供を産むぞ!」と決心した時に
すぐに妊娠できたのだと思います。

20代で妊娠した方が妊娠しやすいのは皆さんわかっているかと思います。
でも、女性も社会進出している昨今、
仕事の関係で早めに子供を持つことが難しい方もいますよね。

忙しい中でも日々自分のカラダをケアしておくことで、将来、さまざまな疾患や不妊に悩まなくても済むかもしれません。

また、女性の不調だけに限らず、
カラダの流れを良くしておくことは、
免疫力を高めることにつながります。

コロナ禍で
自宅で過ごす時間が多い今こそ、
気軽に病院にかかれない今こそ、
自分のカラダに目を向けてケアしてみませんか?

「妊活さんのお灸講座」
9月26日(土)サンフォルテ4階スタジオにて
①14:00~15:30
②16:00~17:30
(①と②は同じ内容となります)

既婚・未婚に関係なく、将来妊娠したいと考えているすべての女性を対象としています。
ご自身の体質や生活環境と向き合い、
セルフ灸で身体を整える方法をお教えします。

ご興味のある方は、是非お申し込みくださいね。
講座の申し込み、詳細はこちらからお願いします。

妊活さんのお灸講座、開催決定!

施術のご予約・お問い合わせはこちらから