女性の健康と美容のための鍼灸マッサージサロン La Domani(ラ・ドマーニ)の高嶋です。
今日の午後は、乳がん・子宮がん検診に行ってきました。
2年に一度の検診に欠かさず行っています。
30代半ばに子宮頚部異形成を経験しているので、子宮がん検診はその後の経過観察もあり必須ですし、実母を乳がんで亡くしているので、乳がん検診も大事です。
乳がんは特に遺伝的要素が強いので(罹患数の約7~10%は「遺伝性乳がん」)、血縁関係に乳がんを患った方がいるかどうかを必ず聞かれますよね。
「母を癌で失いました。」
と問診時にお話しすると、念入りに触診をしていただいていましたが、
今回から『触診は無し』になっていました。
東京で開業していた時の常連の患者さまで、両方の乳房に乳がんを患った方がいらっしゃいました。色んな病院に通い、たくさんの乳腺外科の先生に診ていただいていた彼女曰く、
「相当場数を踏んだ乳腺外科の先生にしか、触診で初期の乳がんは見つけられないわ」
実際、視触診は精度管理上廃止する自治体が増えているそうです。
最近の乳がん検査のほとんどがマンモグラフィーですよね。
マンモグラフィーによる検診には、乳がん死亡率を減少させる効果があることが科学的に証明されています。触診で「しこり」として触れることのできないような小さながんの多くは、マンモグラフィーや超音波検査で発見されます。
現在は、2年に一度の検診が推奨されています。
乳がんは1個のがん細胞が増殖し、直径1センチの「しこり」になるまでに8年から9年ほどかかると考えられています。
検査の年に発見されなかったとして、2年後の検査までに徐々に大きくなっていくがん細胞があるかもしれません。そんな時のためにも、月に一度は自分で触診する習慣にすることが有効です。
今日検診を受けた施設で頂いてきた資料です。
乳がんのセルフチェックのやり方。
毎月、生理が終わって4~5日後ぐらいに、また閉経後は日を決めて行ってください。
定期的にセルフチェックをしているうちに、自分の乳房の普通の状態がわかり、異常を早く見つけられるようになります。
女性は是非!実行しましょうね。
そして、ストレスはがん細胞を助長します。
ストレスを貯めないように、発散・解消させるようにしましょうね♬
2019年7月9日 読売新聞朝刊より
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