女性の健康と美容のための鍼灸マッサージサロン La Domani(ラ・ドマーニ)の高嶋です。
本日いらっしゃった患者さま、4人中2人に見られました。
ふくらはぎ周辺に、網の目状の青紫色の血管。
これは下肢の細静脈が浮き出たものです。
静脈の内側には、「ハ」の字型をした弁がついていて、
血液が心臓に戻るときにだけ開き、血液の逆流を防いでいます。
この弁が壊れると、血液が心臓に戻りにくくなり、血管内にたまってしまうのです。
放っておくと、血管がどんどん太くなり、下肢静脈瘤となってしまいます。
こうなってしまう大きな要因の一つは、長時間の立ち仕事。
ふくらはぎは「第二の心臓」ともいわれ、筋肉の収縮と弛緩を繰り返して、深部静脈を圧迫してポンプのように血液を押し上げてくれます。
しかし、立ったままで動かないでいると、このポンプ作用が作用しにくく、血液が滞留しやすいのです。
特に女性は、妊娠や出産の影響もあります。
出産の時に、脚の静脈に圧がかかり、弁が壊れてしまうケースが多いのです。
妊娠中に太ももの裏側が重い、脚の付け根や鼠径部が痛いといった症状があるときは要注意です。子宮がおなかの中の静脈を圧迫して、弁がうまく閉じなくなって発症することがあります。
また、遺伝的な要素もあります。
今日のお二人とも、お母様にも同じような症状が見られるそうで、本人たちも気にしていらっしゃいました。
両親ともに下肢静脈瘤があると90%、
片親だと25~62%、
両親ともにないと20%の発症率だそうです。
下肢静脈瘤は40歳前後から発症する人が増えます。
少しでも兆候が見られたら、早めのケアが大切です。
予防法としては、
お風呂の中でのマッサージが効果的(*^-^*)
水圧で脚の筋肉を刺激しながら、下から上へと水分を上げるようにマッサージします。
また、椅子の背やテーブルにつかまりながらの「かかと上げ」も良いですよ。
ふくらはぎのポンプ作用を促してくれます。
もう少し積極的なセルフケアは、
ウォーキングや水中ウォーキングです。
静脈が瘤になってしまうと手術にもなりかねないので、その前に適切なセルフケアを行いましょうね!
LINE@では、ご予約の空き情報や、お得なキャンペーンなど配信しています。
さらにLINE@からご予約いただきますと、初回に限り全メニュー10%OFF!
是非ご登録ください!
【La Domaniのご予約方法】
①LINE@
②メール
salon@la-domani.com
☆確認にお時間がかかる場合があります。
③電話
090-3763-9309
(施術中や往診時はお電話に出れませんので、メッセージを残してください。後ほどこちらからご連絡いたします。)
よろしくお願いいたします。